「音大は学費が高くお金がかかる」こんなことを耳にした方もいると思います。
「なんでこんなに高いのか?」「何にお金がかかるのか?」
などを音大卒ブロガーが解説していきたいと思います!
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結論 音大の学費が高い理由
音大の学費が高い理由を5つに分けてご紹介します。
音大の学費が高い理由1:専門的な教育と設備
音大では、一般の大学とは異なり、音楽に特化した専門的な教育を受けることができます。
これには、個別の楽器指導、声楽、作曲、音楽理論などが含まれます。
また、副科レッスンやオーケストラで使用する楽器のレンタルや練習室、コンサートホールなどの専門的な設備にも投資が必要です。
これらの設備は維持費も高く、それが学費に反映される一因となっています。
私の通っていた音大では、練習室一部屋ずつ、ピアノの調律も行われていました。
音大の学費が高い理由2:小規模クラスと個別指導
音楽の学習は、個々の技術や表現の発展に深く関わるため、小規模クラスでの個別指導が重要です。
教員と生徒の比率が低いことは、より質の高い教育を意味しますが、それは同時に高い人件費を要することになります。
普通にレッスンを受けると1回2万円もかかる教授からの指導も受講できたりします。
そう考えると、音大に行くとかなりお得にプロのレッスンが受けられます…
音大の学費が高い理由3:パフォーマンスの機会
音大生は、学内外でのコンサートやリサイタルに多く参加します。
これらのパフォーマンスは、実践的な経験を積む上で不可欠ですが、
会場のレンタル費用、楽器の運搬や調整、プログラムの印刷など、様々な経費がかかります。
学費で賄えないところは、チケットノルマがある大学も…
チケットノルマとは、出演者が必ず売らないといけないチケットの枚数のことです。
出演者はチケットをあらかじめ何枚か購入する必要があります。
でも本番を積めば積むほど、自分の演奏に磨きがかかってきます。
音大の学費が高い理由4:豊富な教材と資料
音楽の学習には、楽譜、専門書、録音資料など、多くの教材が必要です。
これらの教材は専門的であり、一般の書籍や資料に比べて高価な場合が多いです。
また、最新の音楽技術や理論に関する資料へのアクセスも、学費の一部として考慮されます。
これらも学費の中から算出されているものになります。
音大の学費が高い理由5:マスタークラスやワークショップ
音大では、定期的に著名な音楽家を招いてのマスタークラスやワークショップが開催されます。
これらのイベントは、学生にとって貴重な学習機会を提供しますが、ゲスト講師の謝礼やイベントの運営費用が学費に影響を与えます。
飛行機代などの交通費がハンパないはず…💸
音大の学費ってどのくらいかかるの?
公立の音大は、4年間で、300万〜、私立の音大は4年間で800万〜程度ほどかかります。
これ以外に、
- 楽器の調整代
- ドレス代
- コンサートのチケットノルマ
- 楽譜(図書館で代用する方法もあり)
- 食費など生活費
- 交通費
などの費用が必要です。
音大の学費を抑えるにはどうすれば良い?
音大の学費を抑えるには、実力を伸ばすのみです。
特待生などで入学できると、入学金免除だったり、学費免除になる場合があります。
どの音大も一定数、特待生の募集をかけているので、ぜひ挑戦してみてください。
また、費用面だけで海外留学も視野に入れてみることもおすすめします。
ヨーロッパでは、かなり安い学費で大学に行くことができます。
ただ、渡航費や生活費があるので、その辺りは現地の物価によります。
気になる方はぜひ調べてみてくださいね。
まとめ 音大の学費が高い理由5選
音大の学費が高い理由5選を紹介しました。音楽大学の学費が高いのには、それなりの理由があります。
これらの費用は、音楽家としてのキャリアを築くための重要な投資です。
私は、音楽の専門的な知識を学び、音楽をする大切な仲間にも出会うことができる音大はすごく価値のある空間だと思っています。
特待生や留学なども視野に入れつつ、あなたに合った大学に巡り会えることを祈っています。