【バイオリン専攻が選ぶ】感動するバイオリン曲10選

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Music Diversity編集部

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バイオリンの曲には、時代を超えて愛され続ける名曲が多く存在しています。

今回は感動するバイオリン曲を、バイオリン歴18年のライターがご紹介します!

作曲背景や豆知識なども一緒に書いていますので、楽しんで聴いていただけると幸いです。

前回はバイオリンで盛り上がる曲をご紹介しました!

バイオリン 感動する曲10選

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美しきロスマリン / クライスラー

「美しきロスマリン」は、オーストリアのヴァイオリニストであり作曲家のフリッツ・クライスラーによって作曲されました。

この曲は、クライスラーの作品の中でも特に愛されている小品の一つで、彼の技巧的な才能とロマンティックなスタイルが特徴です。

軽快で親しみやすい旋律が魅力的なこの作品は、コンサートのアンコールピースとしても人気があります。

この曲聴くと、私はなぜか懐かしさを感じます。

ヴァイオリンソナタ第3番 作品45 2楽章 / グリーグ

このソナタは、ノルウェーの作曲家エドヴァルド・グリーグによって1887年に完成されました。

全3楽章からなるこの作品の中で、第2楽章は特に感情的な深みと叙情的な美しさで知られています。

グリーグは3曲ヴァイオリンソナタを作っていますが、3つのヴァイオリンソナタのうち最も人気の高い作品です。

現在でも多くの演奏会で演奏されています。

最後がとても繊細で綺麗。

ヴァイオリン協奏曲 第1番 第2楽章 / ブルッフ

マックスブルッフによって1866年に完成された協奏曲です。

この曲は、ブルッフの代表作として広く認知されており、ヴァイオリンのレパートリーの中でも特に人気の高い作品です。

第2楽章の旋律は暖かく、柔らかな情感が特徴です。

ヴァイオリニストを目指す人は、必ず弾く登竜門の曲です。

ヴァイオリン協奏曲 第1楽章 / チャイコフスキー

1878年に作曲されたチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は、その技術的な難易度と情熱的な表現で知られています。

初演当初は批評家から酷評されましたが、今日ではヴァイオリンの最も重要なレパートリーの1つとされています。

第1楽章は、ドラマティックで力強い開始が特徴で、その後繊細な旋律が展開します。

華やかで、盛りだくさんの1楽章です。

ヴァイオリンソナタ 第2番 / ブラームス

ブラームスのヴァイオリンソナタ第2番は、1886年に作曲された作品です。

このソナタは全体として明るく、穏やかな雰囲気を持ち、特にその抒情的な旋律が聴き手を魅了します。

この後に、ヴァイオリンソナタ3番が書かれていますが、2番とは対照的に暗い雰囲気で書かれています。

夏の名残の薔薇 による変奏曲 / エルンスト

ハインリヒ・エルンストの「夏の名残の薔薇による変奏曲」は、スコットランドの民謡に基づいています。

この作品は、技術的に非常に高度なものであり、ヴァイオリンの限界を押し広げる作品として知られています。

エルンストの独創的な技術が際立っており、特に高度なヴァイオリン奏者によって演奏されることが多いです。

超難曲の無伴奏曲ですが、どこか聴き覚えのあるメロディーが出てきます。

超絶技巧と美しいメロディーの両方に感動すること間違いなしです!!

タイスの瞑想曲

「タイスの瞑想曲」は、ジュール・マスネが1894年に作曲したオペラ「タイス」の中で演奏される間奏曲です。

この曲は、オペラの主人公であるタイスが精神的な変貌を遂げる過程を音楽的に描いています。

ヴァイオリンソロによるこの部分は、オペラの中でも特に感動的で、その美しい旋律は多くのヴァイオリニストによってコンサートピースとしても演奏されています。

瞑想的で、心に響くメロディーは聴く者の心を静かにしてくれる気がします。

G線上のアリア / バッハ

「G線上のアリア」は、ヨハン・セバスティアン・バッハが1731年頃に作曲した「管弦楽組曲 第3番 BWV 1068」の第2曲を、

ドイツのヴァイオリニスト「アウグスト・ウィルヘルミ」がピアノ伴奏つきの独創のために編曲されました。

G線上のアリアの名前は、ヴァイオリン弦の4本ある内のG線で演奏される旋律が特徴的であることに由来しています。

この曲の穏やかで荘厳な旋律は、バッハの作品中でも特に人気が高く、様々な場面で用いられています。

ロンドンデリーの歌 (ダニー・ボーイ)

↑ 演奏は4:00〜

「ロンドンデリーの歌」は、アイルランドの伝統的な民謡で、その美しい旋律は世界中で愛されています。

この曲は、「ダニー・ボーイ」としても特に有名で、その歌詞は複数のバージョンが存在しますが、一般的には失われた愛や離れ離れになった人々への想いを歌ったものです。

元々はアイルランド北部のロンドンデリー地方に由来するこの曲は、19世紀にフレデリック・ウェザリーによって新たな詞が付けられ、「ダニー・ボーイ」のタイトルで広く知られるようになりました。

その後、様々なアーティストによってさまざまな形で演奏されました。

ヴァイオリンで演奏される「ロンドンデリーの歌」は、その澄み切ったメロディーで聴く者の心に深く響き、感動的です。

愛の挨拶 / エルガー

1899年にエドワード・エルガーが作曲した「愛の挨拶」は、元々は彼の「弦楽四重奏のための小品」として作曲されましたが、後にヴァイオリンとピアノのために編曲され、広く愛されるようになりました。

エルガーの妻である、キャロライン・アリス・ロバーツとの婚約記念に送った曲だそうです。

妻との身分の差や、宗教違いなどが原因で、妻の親族は2人を認めなかった中、反対を押し切って結婚しました。

この作品はその温かみのある旋律と親しみやすさで、多くの聴衆に愛されています。

婚約の時に送った曲なんて、めちゃくちゃロマンチックですよね!

まとめ 【バイオリン専攻が選ぶ】バイオリン感動する曲10選

バイオリン専攻のライターが、「感動する」と確信した、バイオリン曲10選を紹介しました!

ぜひ、実際に聴いてみたり演奏してみたりしていただけると、とても嬉しいです〜!

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