ヤマハ音楽教室は危ない?やばい?音大卒が解説します!

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ヤマハ音楽教室は危ない?
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Music Diversity編集部

現役音大生や音大出身のライターが所属するMusic Diversity編集部です。 「音楽が好きなすべての人々に、質の高い情報を届け、新たな発見や感動を提供したい」という強い思いを持って、日々コンテンツの制作に取り組んでいます。

「ヤマハは高い?」「倒産する?」「先生ガチャがある?」など

実際ネット上には「月謝が思ったより高かった」「グループレッスンが合わずにやめた」などのネガティブな口コミも散見されます。

そこで 現役奏者と音大生が運営する MusicDiversity が、ヤマハ音楽教室で “危ない” と噂されるポイントを徹底検証。

さらに、「料金透明&個人フォローが手厚い」他社教室 もピックアップします。 比較表付きでメリット・デメリットをフラットにお伝えするので、

「結局どこなら安心して通えるの?」

がクリアになるはずです。

5分で読めるので、ぜひ最後までお付き合いください。

ヤマハ音楽教室とは?

ヤマハ音楽教室は1954年にスタートし、国内で2,200会場・生徒数291,000人・講師数9,400人(2025年3月時点、公式資料)を抱える国内最大級の音楽スクールです。

ピアノ・エレクトーン・ギターなど約40種類のコースを展開し、3歳児からシニアまで幅広い年齢層が在籍しています。

歴史・教室数・教材開発力では他社を大きくリードしているものの、SNSや口コミサイトで「危ない」「やばい」という検索をちらほら見かけます。

ピアノ科の音大生の中には、小さい頃にヤマハでレッスンを受けていたという方がちらほらいます。

「危ない」「やばい」と言われる4つの理由

落ち込む男性

費用が想像以上にかさむ?

ヤマハは月謝8,800〜13,200円+施設費1,650円前後が相場ですが、

例えば、ジュニア総合コースでは、学年が上がるごとに月謝が1,000円〜2,000増加する仕組みになっています。

また、教材費 (毎年) 11,550円〜13,000円程度、発表会費1万〜2万円など“追加コスト”が後から発生します。

体験談でも「思っていたより高かった」との声が多いのは事実です。

教材は他の教室ではご自身で購入することになりますが、1年間で10,000円以上はかからないと思います。

また、メルカリなどで安く購入することも可能です。

“先生ガチャ”問題「先生が厳しい」

男性講師が子供に教えている様子

ヤマハ講師は社内オーディションと研修を経て認定されますが、雇用形態は業務委託。

報酬体系や個人スキルに差があり、「熱心な先生とそうでない先生の差が大きい」という口コミが散見されます。

また、「先生が厳しすぎる」という口コミも見かけます。

音大出身の先生は音楽を真剣に学んだ方が多いので、厳しくレッスンしてしまうのはなんとなく気持ちは分かります。

厳しく教わって上手くなりたい!という生徒さんもいるので、こればかりは相性次第という感じでしょうか。

ただ、楽しく音楽を続けたい!という方には向かない教室なのかもしれません。

グループレッスンが合わない子どものストレス

幼児科(4〜5歳)は1クラス5〜6名の固定グループで進度が決まるため、内向的な子や先に進みたい子にはストレスが大きいという指摘があります。

保護者同席が必須のため「付き添い負担が想像以上」という声も。

ヤマハの講師とかいう方は「練習なんてしなくてイイんです、無理に教えなくってイイんです」みたいこと言われましたが、練習しないと上達しませんよね?グループレッスンだと出来る子出来ない子の差もでると思うし。

ヤマハに入会したのは親子のコミニュケーションになるし気楽に歌ったりして子供にもストレス発散になるかと思ったからです。
でも通ってみると月謝にわざわざVIZAカード作らされ、電子ピアノのレンタルや購入みたいなので。教室ではレッスンというよりみんなで歌いましょうとかママと手遊びしましょうとか 子供は楽しんでいますがピアノが上手になるか疑問に思うようになりました。月謝も安くないですし、続けるべきかも迷っています。通わせて良かったことや悪かったことを教えてください。

引用:Yahoo知恵袋

倒産リスク・運営体制への誤解

近年、一部フランチャイズ会場の閉鎖が取り沙汰され「ヤマハが危ない」「潰れるかも」という噂が拡散しました。

何年か前に、井村楽器での破産が報じられましたが、通っている教室が倒産してしまった場合のレッスン料の返金はされない可能性もあります。

習う側としては少し不安ですよね。

しかし実際はフランチャイズ契約の更新停止や商業施設改装に伴う閉鎖ケースが大半で、ヤマハ本体の経営に直接影響する倒産リスクは現状低いと考えられます。

参考URL: 井村楽器で知られる「井村」が破産。コロナに耐えられませんでした。

ヤマハ音楽教室のメリット5選

ヤマハ音楽教室には「大手ならではの強み」があります。

独自開発のグレード教材

ヤマハは “ヤマハグレード” という社内検定と連動した教本を自社で開発しています。

ピアノ・エレクトーンは 13〜11級の入門レベルから2級の上級まで細かく段階が分かれ、各テキストには「初見」「聴奏」「伴奏付け」など総合的な課題が組み込まれています。

レッスンで習った内容をそのままグレード受験に活かせるため“練習がそのまま目標につながる”設計が魅力です。

また、進度が可視化されることで子どもでもゲーム感覚で意欲を保ちやすいのが大手ならではの強みです。

イベント・発表会の機会が豊富

年間を通じて各地域で行われる「ピアノコンサートグレード」や教室独自の発表会では、ホールのステージで演奏し審査員から講評を受けられます。

「コンクールほど競争的ではなく、発表会以上に学びがある」という中間ゾーンを狙ったイベントで、演奏力だけでなく舞台マナーも自然に身につく設計です。

こうした機会が定期的に用意されていることで “次の舞台に向けた目標設定 → 練習 → 本番” という成長サイクルを作りやすく、離脱率が低いことが大手の実データでも示されています。​

参考URL: ヤマハピアノコンサートグレード

国内転校ネットワークで続けやすい

引っ越し時には受付でもらえる**「移動連絡書」**を使えば、全国4,500超の教室間でスムーズにレッスンを引き継げます。

レベルや在籍コースが共通化されているため、途中から通う教室でも同じ教材・進度でレッスンを再開可能。

海外駐在になった場合でも現地の Yamaha Music School に紹介してもらえるケースがあり、ライフイベントに左右されにくい学習環境が整っています。

防音・楽器完備のスタジオ

ヤマハ直営の多くの教室では空き時間にスタジオを30分 990円〜で一般開放しています。

アップライトやグランドピアノ、電子ドラム、PA 機材まで常設されており、オンラインで即予約できる拠点も拡大中です。

自宅に防音環境がない家庭でも「レッスン+自習」で上達の機会を確保できるほか、テレワークや動画撮影に使う利用者も増加中。

大手が所有するインフラを生徒が低コストで活用できるのは見逃せないメリットです。

修理窓口・レンタル制度

鍵盤・管弦・ドラム・防音室まで月額で借りられる「音レント」

サイズ交換や購入切替にも対応しており、子どもの成長に合わせた楽器負担を抑えられます。

レンタルと修理がワンストップで完結する体制は、はじめて楽器を持つ家庭にとって大きな安心材料です。​

ヤマハ音楽教室以外でおすすめの大手音楽教室3選とは?

おすすめ音楽教室 早見表

教室 月謝・
追加費用
レッスン形態 特色
ヤマハ 8,800〜13,200円(30分×月3〜4)
・入会金 5,500円、独自教材の購入・施設費
幼児〜小学生はグループ中心 教材体系・全国ネット
椿音楽教室 ・6,900 〜 20,800 (60分×月1〜4)
・入会金 10,000円、事務手数料 3,000円
個別 200ヶ所以上のスタジオでレッスンが可能!
シアーミュージック ・11,000〜17,600円(45分×月2〜4)
・入会金2,200円のみ
個別 レッスンブース無料レンタル
EYS音楽教室 ・13,200円〜(60分×月2)
・入会金17,000円
(キャンペーンあり)
個別 レッスン補講保証・楽器プレゼント

椿音楽教室 「通いやすさ」重視で選ぶなら

椿音楽教室

椿音楽教室は、関西・関東を中心にs都心部を中心に複数の拠点を展開する音楽教室です。

スタジオをレンタルして担当講師によるマンツーマンレッスンを受講できる点が特徴です。

  • 全国200 ヵ所以上の提携スタジオを自由に選べるので、仕事帰りや買い物ついでにレッスン可能​
  • 月1回6,900円〜/月4回20,800円(1回60分)と“通うほど単価が下がる”料金設計​
  • 講師は100名超すべて音大・音楽専門卒のプロ。藝大・桐朋・ジュリアード出身者も在籍し、ジャンル対応力が高い​
  • 1曲に集中する短期8時間コースなど目的特化プランが豊富
  • オンライン受講も可。自宅でもスタジオでも同じ講師に習える

こんな人におすすめ

  • 首都圏中心に複数拠点を移動しながら習いたい社会人
  • 音大受験やコンクール対策で“ハイレベル”を指名したい上級者

注意点

  • スタジオ利用料(1時間500〜1,000円前後)が月謝と別途発生するケースがある(オンラインの場合不要)

椿音楽教室の口コミ・評判のまとめはこちら

シアーミュージック 「ボイストレーニング」に興味がある方

シアーミュージックのHP

音大を卒業した私の視点から見ても、シアーミュージックは「基礎からしっかり学びたい人」「多様な音楽ジャンルや講師の中から自分に合うスタイルを探したい人」には向いている音楽教室です。

  • 完全マンツーマン45分。レッスン毎に講師・コース・日時をアプリで変更できる“柔軟さ”が最大の魅力​
  • 月2回11,000円〜/月4回17,600円(入会金2,200円)。4回以上は1回4,400円で追加可能な“定額サブスク感覚"
  • 空き時間はブースを無料開放。自習・録音・配信スタジオとして活用できる​
  • ギター+ボーカルなど複数コースを同料金内で横断できる
  • 前日17 時まで振替OK。急な予定変更に強い

こんな人におすすめ

  • 平日に不規則シフトがあり、レッスン日時を毎回変えたい人
  • “声×楽器”などマルチスキルを同時に伸ばしたいクリエイター志向

注意点

  • 人気講師には“指名料”が付く場合がある(500〜1,100円/回)

シアーミュージックの口コミ・評判のまとめはこちら

EYS音楽教室 「レッスン保証&楽器プレゼント」重視でコスパを取りたいなら

EYS音楽教室ホームページ

EYS音楽教室は、さまざまな楽器やジャンルに対応した総合的な音楽教室です。

EYS-kidsという子供向け音楽教室もあります。

  • レッスンに満足できなければ何度でも無料やり直しの「ENJOY保証」を標準装備(申請率0.01 %)​
  • 個人60分×月2回13,200円〜・グループ55分×月2回8,500円〜。入会金17,000円だが半額キャンペーンも頻繁に実施​
  • 初心者向け3万円相当の楽器プレゼント特典あり。バイオリン/サックス/DTM機材まで47コース対応​
  • 全国主要都市80 拠点以上。ラウンジ併設で他コース受講者と交流しやすい
  • レッスン動画添削サービスを受けられる(有料オプション)

こんな人におすすめ

  • まだ楽器を持っておらず“初期費用ゼロ”で始めたい完全初心者
  • 「先生が合わないかも…」と心配でレッスン保証を重視したい人

注意点

  • 楽器プレゼント利用時は保証金(約3万円)または1年分前払いが必要
  • 入会金が他校より17,000円と高め

EYS音楽教室の口コミ・評判のまとめはこちら


どの教室も無料体験レッスンを実施しています。実際に雰囲気と講師との相性を確かめて、自分に合った学び場を見つけてください。

重視ポイント イチ押し教室 キメ手
通勤・通学導線に合わせたい 椿音楽教室 200以上の提携スタジオで“駅チカ&時間貸し”
予約自由度と複数コース シアーミュージック アプリで講師・日時をワンクリック変更
コスパ&保証&楽器入手 EYS音楽教室 レッスンやり直し保証+無料楽器

まとめ

ヤマハ音楽教室が「危ない」「やばい」と囁かれる背景には、費用の見えにくさ・講師の相性・グループ進度のミスマッチがありました。

しかし、大手ならではの教材体系や全国ネットの利便性は代えがたい魅力です。

最終的に後悔しないためのポイントは2つ

  • 講師とカリキュラムの相性を重視し、合わなければ早期に変更・転校
  • ヤマハ以外の教室とも比較し、自分の目的に最も合う環境を選ぶ

音楽は一生続く趣味だからこそ、「安心して長く通えるか」を軸に教室を選びましょう。


当ブログでは現役音大生や音大出身のライターが、「音楽に関する質の高い情報」を発信しています。

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