「バイオリンでみんなが盛り上がる曲が弾きたい!」
「テンションが上がる曲を聴きたい!」
とお考えの方々向けに、バイオリン歴18年のバイオリン専攻が、
おすすめの盛り上がるバイオリン曲をご紹介します!!
盛り上がる!バイオリン曲8選
曲と一緒に、難易度も解説しますので、ぜひ演奏にチャレンジしてみてくださいね。
ポップス〜クラシックまで幅広く紹介していくので、お楽しみに…
わざわざ買いに行かないで良いから便利!
バイオリン演奏者に実際に演奏してもらったり、音楽を教えてもらいませんか?
情熱大陸 / 葉加瀬太郎
↑ 葉加瀬太郎さんが弾き始めるまでに2分ほど前置きがあります
難易度: ★★★☆☆
バイオリンといえば、この曲!
皆さんご存知の葉加瀬太郎さんの「情熱大陸」です。
情熱的でエネルギッシュなメロディが特徴で、聴く人を魅了します。
葉加瀬太郎さんのバイオリン演奏は、情感豊かで、この曲の魅力を最大限に引き出しています。
バイオリンの美しい旋律と力強いリズムが組み合わさり、聴く人の心を動かすこと間違いなしです。
演奏する際には、情熱とエネルギーを感じながら、曲の持つ力強さを表現することが重要です。
情熱大陸はリズム感が必要で、しっかり弾けるようになるのが難しいです。
リベルタンゴ / ピアソラ
難易度: ★★★☆☆
リベルタンゴは、アストル・ピアソラによって作曲された、タンゴの新しい形を示す革命的な曲です。
この曲の名前は、「リベルタ(自由)」と「タンゴ」を組み合わせた造語で、
ピアソラが1973年にブエノスアイレスからイタリアに移った際に作曲されました。
リベルタンゴは、躍動するリズム感とエネルギーに満ちた曲で、ピアソラの作品の中でも特に人気が高いです。
アンコールなどにも良いかもしれません…!
チャルダッシュ / ヴィットーリオ・モンティ
難易度: ★★★☆☆
チャルダッシュは、ハンガリー音楽の中でも特に有名なジャンルで、情熱的でリズミカルな特徴を持っています。
このジャンルは、ハンガリーの「酒場」を意味する「チャールダ」から名付けられました。
チャルダッシュの音楽は、遅い部分(lassú, lassan)と速い部分(friss/frišká)の二つのセクションで構成されており、遅い部分では哀愁を帯びた演奏がなされ、速い部分では情熱的でエネルギッシュな演奏が特徴です。
この曲は、バイオリンの技巧を駆使した華麗な演奏が求められ、聴く人を魅了する力強いメロディが特徴です。
特に後半の速い部分はとにかく盛り上がりますよ!
中国の太鼓 / クライスラー
難易度: ★★★☆☆
バイオリンをしている人なら誰しもが知っている「クライスラー」が作曲した「中国の太鼓」。
この曲は、クライスラーの作品の中でも特にユニークな存在で、東洋の音楽の影響を受けた作品です。
曲のタイトルは直訳すると「中国のタンバリン」となりますが、実際には中国の伝統的な打楽器の太鼓をイメージして作曲されたものらしいです。
「中国の太鼓」は、その軽快でリズミカルなメロディが特徴で、バイオリンの技巧を駆使した演奏が求められます。
サパテアード / サラサーテ
難易度: ★★★☆☆
サパテアードは、スペインの作曲家パブロ・デ・サラサーテによって作曲されたバイオリン曲です。
この曲は、スペインの伝統的な踊りであるサパテアードにインスパイアされており、その名の通り非常に軽快でリズミカルな曲調が特徴です。
サラサーテの作品の中でも、サパテアードは特に人気が高く、バイオリニストにとっては技術面と表現面の両方で挑戦的な曲とされています。
この曲は、バイオリンの演奏技術を存分に披露する機会として、コンサートやリサイタルで頻繁に取り上げられます。
サパテアードの演奏では、スペインの伝統的なダンスの要素を取り入れつつ、バイオリンの魅力を最大限に引き出すことが重要です。
ツィゴイネルワイゼン / サラサーテ
難易度: ★★★★☆
ツィゴイネルワイゼンもサラサーテが作曲した曲になります。
この曲は「ジプシーの歌」を意味し、ジプシー音楽や民謡を基にして書かれています。
哀愁に満ちた第1部、甘美な第2部、そして情熱的でアップテンポの第3部からなり、華麗で多彩なヴァイオリンの技巧を楽しむことができる名曲✨
緩急があって盛り上がるに違いない。
ツィガーヌ / ラヴェル
難易度: ★★★★★
モーリス・ラヴェルによる「ツィガーヌ」は、ヴァイオリンの技巧が存分に活かされた名曲です。
この曲名はフランス語で「ジプシー」という意味を持ち、サラサーテの「ツィゴイネルワイゼン」と同様にジプシー音楽の影響を受けています。
ツィガーヌの魅力としては、曲の半分以上が、ヴァイオリンのソロのみで演奏されることです。
途中からピアノ伴奏が加わりますが、ソロの部分がすごくかっこいいです。
ヴァイオリンの最も低い弦であるG線を使用し、途中からは重音やフラジオレットなどの技巧が駆使されます。
最後は激しく、盛り上がりを見せて終わるので、とても盛り上がるはず…!
カプリース第24番 / パガニーニ
難易度: ★★★★★
ニコロ・パガニーニによる「カプリース第24番」は、バイオリンのための24のカプリース(奇想曲)の中の最後の曲であり、彼の作品の中でも特に有名です。
この曲は、バイオリンの技術的な限界を極限まで引き上げることで知られており、非常に高度な技巧を要求される作品です。
この曲は、バイオリニストにとって技術的な挑戦であり、その複雑さと美しさで多くの演奏家や聴衆を魅了します。
カプリース第24番は、その技術的な難易度だけでなく、音楽的な表現の幅広さも特徴です。
左手のピッチカートで演奏する場面が、私的にすごく好きな部分だったりします。
技巧的にはもちろん難しいのですが、メロディはすごく素敵で、リサイタルなどで弾くと盛り上がること間違いなしです…!
名曲14選でもご紹介しています。
バイオリン演奏者に実際に演奏してもらったり、音楽を教えてもらいませんか?
まとめ 絶対盛り上がる!バイオリン曲8選
バイオリン専攻のライターが、「絶対盛り上がるはず!」と確信した、
バイオリン曲8選を紹介しました!
ぜひ、実際に聴いてみたり演奏してみたりしていただけると、とても嬉しいです〜!
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