音楽留学短期におすすめなマスタークラス7選。選び方のポイントも解説

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音楽留学短期におすすめなマスタークラス7選
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Music Diversity編集部

音大卒・バイオリン歴20年の音楽サービス経営者が運営。2歳からの専門教育で培った知見と独自の人脈を活かし、全国の現役音楽家や音大生が執筆しています。経験者にしか分からないリアルで専門性の高い情報を発信します。

音楽をやっている人なら、一度は「海外で本場の指導を受けてみたい」と考えたことがあるはずです。
でも、長期留学はハードルが高い。語学への不安や費用の問題で、なかなか踏み出せないという人も少なくありません。

そんなときに選択肢として浮かぶのが、短期音楽留学です。夏休みや冬休みなどの長期休暇を使って、1〜4週間ほどの集中プログラムに参加できます。
なかでもマスタークラス(夏期講習会等)は、比較的少ない費用でレベルの高い指導を受けられるため、音大生や若手演奏家に人気があります。

この記事では、短期留学に向いているマスタークラスを厳選して紹介します。
選び方のポイントも合わせて解説するので、初めて参加を検討している方もぜひ参考にしてください。

音楽留学経験者に直接話を聞いてみよう

音楽留学目指すなら留学経験者に習おう

音楽留学って、調べれば調べるほど「結局どうすればいいの?」ってなりますよね。

ビザ、学校選び、現地の生活費…ネットで出てくる情報だけじゃ不安なのは当然。
SHARE MUSICAには、ヨーロッパ各国への留学経験を持つ現役演奏家が在籍しています。
レッスンを受けながら、留学のリアルもそのまま聞けます。

音楽短期留学・マスタークラスとは?

音楽留学を短期で行く場合、どこかの国のマスタークラスや音楽祭に参加することが一般的です。

プライベートレッスンももちろん良いと思いますが、マスタークラスの場合、安い費用でたくさんのレッスンをしてもらえるので、おすすめです!

マスタークラスとは、世界的に認められた演奏家や教授が直接指導を行う、公開レッスン形式の特別クラスです。
参加者が演奏し、講師がその場でフィードバックを与えます。

聴講生として他の受講生のレッスンを聴けることも多く、聴くだけで大きな学びを得られるのも特徴のひとつです。

通常の音楽スクールや個人レッスンとは異なり、自分では気づけていない奏法の癖や音楽解釈の問題を、世界トップクラスの視点から指摘してもらえます。
短期間で集中的にインプットできるため、語学に自信がなくても参加しやすい環境です。

公開レッスン形式だけど、誰も聴きにこない場合もあります。

音楽留学短期で行くことのメリット・デメリット

短期留学は、基本メリットばかりですが、一応デメリットも存在するので、合わせてご紹介します。

短期音楽留学のメリット

  • 短期間で音楽の技術が身に付く
  • 観光もできる
  • 長期留学する際の先生が見つかるかも?
  • 海外の学生との交流が楽しい

いつもの練習環境では見えにくい課題が、著名講師からの一言で鮮明になることがあります。

観光を兼ねられるのも大きなポイントです。ザルツブルクやパリ、シエナなど、音楽と文化の深い都市での滞在は、演奏へのインスピレーションにも直結します。

また、同世代の海外の音楽学生と知り合える機会でもあります。
将来的に長期留学を検討している方には、現地の先生と直接話す場にもなるため、「下見留学」としても活用できます。

音楽留学経験者に直接話を聞いてみよう

音楽留学目指すなら留学経験者に習おう

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短期音楽留学のデメリット

落ち込む男性の画像

  • 費用がかかる
  • 先生との相性が合わない場合も
  • 語学が身につかない

費用がかかる点は正直に伝えておきます。
授業料だけでなく、渡航費・宿泊費も必要で、ヨーロッパへの渡航費だけで数十万円かかるケースも珍しくありません。

先生との相性問題もあります。事前に演奏動画などを調べることである程度判断できますが、実際に受けてみないと分からない部分もあります。

語学については、音楽の共通言語である演奏がメインのため、日常会話ほどの語学力がなくても参加は可能です。

ただし、英語やドイツ語・フランス語などで説明される内容を理解できると、レッスンの質がさらに上がります。

マスタークラスの選び方

参加するマスタークラスを決める際は、以下の3点を確認しておきましょう。

① 自分の専攻楽器・歌に対応しているか

プログラムによって対象楽器が異なります。
弦楽器・管楽器・ピアノ・声楽など、自分の専攻に対応したコースがあるかを最初に確認してください。

② オーディションの有無と難易度

オーディションなしで参加できるプログラムは初心者〜中級者向けが多く、ビデオ審査や書類審査があるものは上級者・音大生向けと考えてよいでしょう。

③ 費用の規模感

渡航費・宿泊費・受講料を合わせた総額をシミュレーションしておくことが大切です。
東京国際芸術協会(TIAA)などが渡航費や受講費の助成プログラムを提供しているので、費用が気になる方は活用を検討してみてください。

音楽留学短期におすすめなマスタークラス7選

では、おすすめの短期音楽留学におすすめなマスタークラス・講習会を紹介します!

モーツァルテウム大学 夏期国際アカデミー(オーストリア・ザルツブルク)

Mozarteum公式サイトより引用

開催時期 毎年7月中旬〜8月上旬(約4週間)
公式サイト https://www.moz.ac.at/en/summeracademy
オーディション あり(一部コースはビデオ審査)
対象楽器 ピアノ・弦楽器・管楽器・声楽・指揮・作曲 など

1916年に創設された、ヨーロッパ最大規模の夏期マスタークラスのひとつです。毎年54カ国以上から600名を超える音楽家が集まり、57以上のマスタークラスが開講されます。フルトヴェングラーやカラヤンがかつて指導に携わった歴史もあります。

期間中はザルツブルク音楽祭も開催されており、ウィーンフィルをはじめ世界トップクラスの演奏家の公演を聴く機会にも恵まれます(チケット代は別途)。
私自身も何度か参加しましたが、音楽への刺激という意味では他に類を見ない環境です。

ザルツブルクという街自体、モーツァルトゆかりの地として音楽に満ちており、滞在中の雰囲気から得られるものも大きい。
初めての海外マスタークラスとしてもおすすめできます。

ウィーン国立音楽大学 インターナショナルサマーアカデミー ISA(オーストリア)

Internationale Sommerakademie der mdwより引用

開催時期 毎年8月(例年10日間程度)
公式サイト https://www.isa-music.org/en/isamasterclass/
オーディション なし(聴講のみの参加も可)
対象楽器 弦楽器・ピアノ・管楽器・声楽 など

ウィーン国立音楽大学(mdw)が主催する夏期講習会で、正式名称は Internationale Sommerakademie der mdw(略称 ISA)。
世界40カ国から毎回300名前後の受講生が参加する規模です。

オーストリア南部の3会場(ゼンメリング・パイエルバッハ・ライヒェナウ)で分散開催されており、受講生による演奏発表の機会も設けられています。
ウィーンの名門教授陣から直接指導を受けられる点が魅力で、長期留学を視野に入れている方の「つながりづくり」にも有効です。

ワイマール・フランツ・リスト音楽大学夏期マスタークラス

開催時期 毎年7月下旬〜8月上旬(約2週間)
公式サイト https://www.hfm-weimar.de/en/weimar-master-classes/
オーディション あり(ビデオ審査)
対象楽器 ピアノ・弦楽器・管楽器・声楽 など

ゲーテやニーチェが集い、リストが長年を過ごした文化都市ワイマールで開催されます。
街全体に芸術的な空気が漂っており、音楽以外の刺激も多いのが特徴です。

ビデオによる事前オーディションがあるため、ある程度の演奏レベルが求められます。
フランクフルトから電車を乗り継いで向かう必要があり、アクセスはやや手間がかかりますが、その分、観光客の多い大都市とは違った落ち着いた環境でレッスンに集中できます。

本当に綺麗な街で、聴く音楽は感動しましたし、ここで学びたいなと考えたこともありました。

パリ国際音楽アカデミー(フランス)

開催時期 毎年7月(約1週間)
公式サイト https://eng.aim-paris.fr/the-academy/
オーディション なし
対象楽器 ピアノ・弦楽器・声楽 など

フランス国立高等音楽院(パリ音楽院)やパリ地方音楽院の教授陣が中心となるマスタークラスです。
オーディションなしで参加できるため、海外のマスタークラスに初めて挑戦する方にも間口が広い。

フランスへの長期留学を検討している方には、現地の教授と直接話せる貴重な機会になります。
パリという都市の文化・芸術的な環境も、滞在中の大きな刺激になるでしょう。

 

ジュリアード音楽院 サマープログラム(アメリカ・ニューヨーク)

開催時期 毎年7月(コースにより期間が異なる)
公式サイト https://www.juilliard.edu/stage-beyond/summer-programs
オーディション あり(コースにより異なる)
対象 主に高校生の上級者(ピアノ・声楽・作曲・パーカッション・弦楽四重奏)

世界最高峰の音楽院として知られるジュリアードが、夏期プログラムを開催しています。
コースはピアノ・声楽・作曲・パーカッション・弦楽四重奏など複数設けられており、ニューヨークのキャンパスでジュリアードの教員や著名ゲストアーティストから直接指導を受けられます。

対象は主に高校生の上級者という点が特徴的です。
音楽大学在籍中や卒業後の方には別の選択肢の方が合う場合もありますが、ティーンエイジャーでジュリアード教員から直接学べる機会は世界的に見ても貴重です。

サマー・ミュージック・イン・タスカニー(イタリア・トスカーナ)

開催時期 毎年7月(初級・中級・上級でクラス分け)
公式サイト https://www.summermusicintuscany.org/program
オーディション なし
対象楽器 幅広い楽器・レベル不問

中世の街並みが残るイタリア・サルテアーノを舞台に、初心者から上級者まで幅広く参加できるプログラムです。
年齢や楽器のレベルを問わないワークショップも開催されており、「音楽留学の雰囲気を体験してみたい」という方の最初の一歩としても向いています。

複数回の公開演奏の機会もあり、本格的な発表の場も用意されています。
トスカーナの食や風景を楽しみながら音楽漬けの日々を過ごせる、ゆったりとした雰囲気のプログラムです。

【上級者・音大生向け】キジアーナ音楽院 夏期マスタークラス(イタリア・シエナ)

出典:https://www.chigiana.org/en/summer-academy-2/

開催時期 毎年7月〜9月(コースにより期間が異なる)
公式サイト https://www.chigiana.org/en/summer-academy-2/
オーディション あり(音大卒業資格または同等の実力が必要)
対象楽器 ピアノ・バイオリン・チェロ・声楽・フルート・クラリネット・指揮・作曲 など

1932年に創設された、イタリア・シエナの歴史的宮殿「キージ・サラチーニ宮殿」で開催される、ヨーロッパ最高峰のマスタークラスのひとつです。
マウリツィオ・ポリーニ、ズービン・メータ、ダニエル・バレンボイム、クラウディオ・アバドら現代の巨匠たちが若き日にここで学び、後に講師として戻ってきた歴史があります。

現在もサルヴァトーレ・アッカルドやパトリック・ガロワら世界的な演奏家が講師を務め、45カ国以上から約600名の受講生が集まります。

参加にはイタリアまたは同等の音楽大学の卒業資格、もしくは相当の実力が求められるため、音大在籍中〜プロを目指す演奏家向けのプログラムです。

費用も高額になりますが、この場所でしか得られない経験があります。
聴講生として参加するだけでも価値があると言われるほどのレベルです。

音楽短期留学の準備

初めてマスタークラスに参加する場合、何を用意すればよいか分からないことも多いと思います。
パスポートの取得・宿泊の手配・楽器の持ち運びルールなど、事前に確認しておくべき項目はいくつかあります。

詳しくは下記の記事にまとめていますので、参考にしてください。

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まとめ 音楽留学短期で行くのにおすすめなマスタークラス7選

今回紹介した7つのマスタークラスをレベル別に整理すると、以下のようになります。

プログラム 難易度目安 オーディション
サマー・ミュージック・イン・タスカニー イタリア 初級〜上級 なし
パリ国際音楽アカデミー フランス 中級〜上級 なし
ウィーン国立音楽大学 ISA オーストリア 中級〜上級 なし
モーツァルテウム大学 夏期国際アカデミー オーストリア 中級〜上級 あり(一部)
ワイマール・フランツ・リスト音楽大学 ドイツ 上級 あり
ジュリアード音楽院 サマープログラム アメリカ 上級(高校生対象) あり
キジアーナ音楽院 夏期マスタークラス イタリア 音大生〜プロ あり(資格要件あり)

短期留学とはいっても、そこで得られるものは決して小さくありません。
日常の練習では気づけなかった視点が、数日間の集中的な指導で開けることがあります。

まずは自分のレベルと目的に合ったプログラムから、一歩踏み出してみてください。

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