「自分の音楽教室のホームページを作りたいけど、誰かに依頼するお金はない…」
「自分の教室を宣伝するブログを自分で作るにはどうすれば良いだろう?」
といったお悩みをお持ちの方向けに、本記事では音大卒現役エンジニアが、
「音楽・ピアノ教室のホームページを自力で作る方法」をわかりやすく解説します!
誰かに頼まずでも、教室のホームページ立ち上げまでができるようになります!
ホームページ制作を会社に依頼すると、約10万〜30万くらいのお金がかかります。
この記事の信頼性
- 現役のIT企業に勤めるWEBエンジニアが解説します。
- 友人の音楽教室のホームページを作った経験があり、実際に運用をして集客に成功しています。
音楽・ピアノ教室ホームページの維持費
ホームページには維持費がかかります。
ホームページを表示するために、ドメインとサーバを購入する必要があり、約年間1万円前後かかってきます。
サーバ代:600円〜1000円 (/月)
ドメイン代:1200円〜 (年1回払い)
※ サーバとドメインについて詳しく知りたい方はこちら
ただ、お月謝が1万円だとすると1名の集客に成功すれば、1ヶ月で出費分を取り返せるので、これくらいの投資は必要だと思います。
音楽・ピアノ教室のホームページを作り方手順4つ
- ホームページ・ブログを立ち上げる
- ホームページ(音楽教室)のコンセプトを決める
- コンセプトに合わせたページを作成する
- 実際に運用してみて改善していく
コツコツと分析しながら改善していくことが大事になってきます。
この記事では、これらの手順すべて解説しています。
音楽・ピアノ教室のホームページを立ち上げる
最初は資金もないと思うので、自力で作っちゃいましょう。
ホームページはWordPressで作るのをおすすめしています。
WordPressのメリットは以下のようなものです。
- SEO対策がしやすい
- カスタマイズ性が高い(更新しやすい)
- 自由に広告が貼れる
以下の記事では、実際に0からWordPressでホームページを立ち上げるところまでを行っています。
ホームページ(音楽教室)のコンセプトを決め方
WordPressでのホームページの立ち上げができたら、次のステップです。
ピアノ・音楽教室のホームページを作成する際、最も重要なのはその「コンセプト」を明確にすることです。
コンセプトとは?
「コンセプト」とは、あるプロジェクトや製品、サービスなどの基本的な考え方や方向性を示すものです。
具体的には、目的、特色、価値などを明確にし、それをもとに具体的な計画やデザイン、内容などを決定するための基盤となる考え方を指します。
コンセプトの決め方の手順
以下のステップで、あなたの教室の特色や強みを活かしたコンセプトを決定しましょう。
- ターゲット層を特定
- 自分の教室の強みや特色をリストアップ
- ビジュアルイメージやキャッチコピーなどの文章を考える
では1つずつ説明していきます!
手順1:ターゲット層を特定する
ターゲット層とは、あなたの音楽教室を利用するであろう主な顧客層のことを指します。
「ターゲットとする人がどのような教室に行きたいのか?」
「どんな教室だったら通いたくなるのか?」
というような「誰に向けて提供するものなのか」がはっきりすると、顧客が望むサービスを作ることができます。
手順2:自分の教室の強みや特色をリストアップ
教室の強みや特色を明確にすることで、他の教室との差別化を図ることができます。
例として、
- 講師の資格や経歴: 例えば、音楽大学卒、海外留学経験、コンクール受賞歴など。
- レッスン内容: クラシックだけでなく、ジャズやポップスのレッスンもあるなど。
- 教室の設備: 最新の電子ピアノや、各生徒に個別の練習室があるなど。
- 特別なプログラム: 定期的な発表会、マスタークラス、海外の音楽教室との交流など。
こんなものが挙げられます。
他の教室の調査もしてみて、差別化をしましょう。
手順3:サイトデザインやキャッチコピーなどの文章を考える
手順1、手順2が決まると、サイトデザインやキャッチコピーを考えることができます。
デザインに関しては、ターゲット層が好むデザインを調査し、サイト全体に適用しましょう。
やりたいデザインの理想が決まると、テーマ選びも決まりやすい!
キャッチコピーについては、難しい言葉は使わずに、誰が聞いても分かりやすいキャッチコピーにすることを心がけましょう。
例として、椿音楽教室では「好きな時間に、好きな場所で」というキャッチコピーが設定されています。
「椿音楽教室は全国200箇所以上のスタジオがあり、時間や場所にとらわれないで音楽ができる」
というようなコンセプトがキャッチコピーですぐに分かりました。
このように、ホームページのトップページにもキャッチコピーは設置するため、考えておきましょう。
ピアノ・音楽教室のコンセプトに合わせたページを作成する
コンセプトが決まったら、それに合わせてウェブページを設計し、文章を考えます。
紙やスマホのメモ帳などに、書き出していくと思考が整理されておすすめです。
ピアノ・音楽教室に最低限必要なページは以下になります。
- ホームページ: 教室の紹介や特色を簡潔に伝える。
- レッスン内容: 提供するレッスンやカリキュラムの詳細。
- 講師紹介: 講師の経歴や教育方針を紹介。
- 料金: レッスンの料金やキャンペーン情報。
- お問い合わせ: 予約や質問を受け付けるフォーム。
これにプラスαで、ブログやお知らせページもあると良いです。
WordPressでは、固定ページというものが用意されているため、文章が決まればすぐページを作成することができますよ。
お問い合わせについては、プラグインでの作成が難しければ、最初はGoogle Formを使うと良いと思います!
SEO対策も忘れずに
ページを作成したら、SEO対策も忘れずに設定しましょう。
SEOとは、Search Engine Optimizationの略で、検索エンジン最適化のことを指します。
これは、ウェブサイトが検索エンジンの結果ページで上位に表示されるようにするための技術や手法のことを言います。
具体的には以下のような対策が含まれます。
- キーワードの選定
- メタタグの設定
- 高品質なコンテンツの作成
- 内部リンクの最適化
- 外部リンクの取得
全て大事ですが、最初の立ち上げの際には、「キーワードの選定」と「メタタグの設定」は必ず行いましょう!
キーワードの選定
キーワードの選定とは、あなたの教室や提供するレッスンに関連するキーワードを選び、ホームページ内の文章に適切に取り入れることです。
おすすめのキーワードは、「千代田区 ピアノ教室」「千代田区 ピアノ教室 安い」のような感じです。
これは、ターゲット層やサイトコンセプトに合わせて設定しましょう。
メタタグの設定
メタタグとは、ウェブページの内容を検索エンジンに伝えるためのタグのことを指します。
主に、ページのタイトルや説明文に関連キーワードを含めることで、検索エンジンのクローラーにページの内容を正確に伝えることができます。
以下の画像のタイトルとデスクリプションと書かれたエリアを決めます。
WordPressでは、SEO対策用のプラグインを使用することで、簡単にメタタグの設定が行えます。
特に、ページのタイトルや説明文には、先ほど選定したキーワードを効果的に取り入れることで、検索結果のランキング向上に寄与します。
調べてみてね。
ピアノ・音楽教室のホームページを実際に運用してみて改善していく
ホームページを立ち上げたら、実際の運用を開始します。
以下のポイントを意識して、継続的にサイトを改善していきましょう。
- アクセス解析: どのページが多くの訪問者を引きつけているか、どのページで離脱しているかをチェック。
- フィードバックの収集: 生徒や保護者からの意見や要望を収集し、サイトの改善に役立てる。
- 定期的なコンテンツ更新: 新しいレッスン情報やイベント情報を随時アップデート。
- SEO対策: 検索エンジンでの表示順位を上げるための最適化を行う。
これらのステップを踏むことで、効果的なホームページ運用が可能となります。
最初は試行錯誤が続くかもしれませんが、継続的な努力が集客の成功に繋がります。
ホームページを立ち上げられたらすぐに入れてみよう!
まとめ:音楽・ピアノ教室のホームページを自力で作る方法
音楽・ピアノ教室のホームページを自力で立ち上げる方法を詳しく解説しました。
以下は、本記事の主要なポイントです:
- 自力でのホームページ作成のメリット: 資金をかけずに、自分の意向を反映したサイトを作成できる。
- ホームページの基本構造: ホームページ、レッスン内容、講師紹介、料金、お問い合わせなどの基本ページの重要性。
- SEO対策の重要性: サイトの検索エンジンでのランキングを向上させるための基本的な対策方法。
- キーワードの選定: ターゲット層に合わせたキーワードの選び方とその重要性。
- 継続的なサイト運用: アクセス解析やフィードバックの収集を通じてのサイト改善の方法。
最後に、ホームページを立ち上げることは、音楽教室の集客やブランディングに非常に効果的です。
しかし、一度立ち上げただけでは終わりではありません。継続的な運用と改善が必要です。
この記事を参考に、効果的なホームページを作成し、成功への一歩を踏み出しましょう!